相撲協会裏金顧問・小林慶彦とは?

北の湖理事長の次は貴乃花理事にすり寄って
長期政権狙い。

その顧問とは小林慶彦・経営コンサルタント(58)といわれるが、経歴不詳である。
ただ面の皮が相当厚いことは間違いないようだ。北の湖が理事長に返り咲いたときに顧問として相撲協会に入ったという。

曲がりなりにも税制上の優遇処置を受けている団体の幹部だ。業者から裏金を貰ったことが明るみに出た時点で「アウト」。
普通の神経の持ち主なら観念して身を引くところだ。
それなのに現在も協会に居座っているどころか、これ迄通り、内部を牛耳っているというから看過できない。
協会が裏金顧問の首に鈴をつけるどころか、身内だけの調査で『金は返したのだから問題はない』とおとがめなしで済ませたことが
何よりこの顧問の協会内部での影響力の強さを物語っている。
この幹部は北の湖理事長の側近。
現体制の誕生と同時に顧問として協会入りし、内部でやりたい放題なのだ。
相撲協会は年明けの今年1月、正式に公益財団法人に移行。再選された北の湖理事長の任期は2年間だ。
裏金幹部があと1年半も居座るとは信じがたいが、くだんの幹部はその先も見据えているというからとんでもない話ではないか。
さる親方が声を潜めてこう言った。
「最近、貴乃花理事にべったりというんだな。
貴乃花理事は現在総合企画部長など部長職を5つも兼任していて、協会内部では北の湖理事長、八角事業部長に続くナンバー3の位置づけ。
人気も知名度も抜群だし、このままいけば、次の次の理事長候補だからね。今のうちに取り込んでおこうという腹じゃないか。
あろうことか貴乃花理事もあの顧問にゴマを擦ってるっていうウワサさ」
裏金顧問(パチンコ業界から力士の肖像権を絡めてかなりの金額を受け取り問題になった)の厚顔ぶりにはあきれるばかりだ。
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一説には顧問は暴力団関係者では?とも噂されており、もしそうなら、相撲協会の公益財団法人は取り消しになるだろう。